町中を駆け巡る新米広報、ただいま絶賛修行中!(黒潮町)

  • 2020年2月10日

山本祐佳さん

愛媛県出身。2019年1月、黒潮町の地域おこし協力隊に着任。

町の広報担当として、広報誌やパンフレットの企画・制作・編集、デザイン等に従事。水泳とマラソンからなるサバイバルレース「いごっそうアクアスロン大会」では、船上からスタートの様子を撮影するなど、体当たり取材で奮闘中。

ミッション

  • 広報誌・パンフレット作成等、広報デザインに関する活動

ざっくりいうと…

  • 海の景色に惚れ込んだ黒潮町で、夫婦で地域おこし協力隊に。初めてづくしの広報業務には悪戦苦闘!
  • 先輩移住者に助けられながら、地道にコツコツ、経験を積んでいく……のに、実はとっても○○な性格だった。
  • 美味しいものと、まったりしたプライベートも楽しんで。海辺だからこその、新たな趣味の開拓も計画中。

山本祐佳さんにインタビュー (黒潮町)

ご夫婦ともに愛媛出身、ですが移住前は大分におられたんですね。

夫の仕事の都合で、夫婦で5年ほど大分市内に住んでいました。地域おこし協力隊が活躍している竹田市のような自治体が身近にあって、夫が興味を持ったのが移住のきっかけです。場所的には海の近くがいいなと、西日本の地域をいくつか見るうちに、高知が特に印象に残って。先に夫が、黒潮町の観光のミッションに応募を決めたんですが、私に向いてそうな広報の募集もあるということで、夫婦で黒潮町の協力隊になりました。

なるほど。でも、広報の業務経験はなかったとのことで、実際にやられてみていかがでしょう?

とにかく日々、勉強中という感じです。記事を書くのも初めてですし、自治体の発行物ということで表現の制約もあり……地域に取材に行ってインタビューするのも、どうやったらうまく話を引き出せるかなとか。写真も難しいですよね、特に動いてるものは。

地域の方に取材を行う様子

え、でもこの広報の表紙は山本さんが撮られたんですよね!? 花火とかめっちゃ綺麗に撮れてるじゃないですか。

先に土佐清水市の足摺(あしずり)で開催された花火大会に足を運んで、撮影をひたすら練習してどうにか(笑)。慣れないことだらけで大変ですが、色んな地域の方とお話できて、まちのことを早く、たくさん知れるのでやりがいがあります。移住も最初こそ不安があったんですが、来てみたら案外なんとかなって、この半年はあっという間に楽しく過ぎました。

すごい、真面目! が、事前にお願いしていた“自分でつけるキャッチコピー”は、空欄ですね(笑)

うーん、思いつかなくて。あ、我ながら、せっかちだなとは思います。こっちがインタビューしてるのに、相手が答えきらないうちに追加の質問をかぶせちゃったり、地域の方の方言が分からなくても先に先に聞き流して早とちりしちゃったり……で、後からその場に居た人に答え合わせ、とか。

ありゃ意外、おっとり系なのかと思ったのに。こっちで何か、「やっちゃった!」こと、困ったことってありました?

大きな失敗は、まだない! ……と信じたい(笑) 生活面では定番だけど、車社会なので買い物がちょっと不便なことかなぁ。ある程度の大きさのスーパーまで車で20分ぐらいですけど、今は夫婦で自家用車一台なもので。あとはやっぱり、想像以上の湿気! 町に用意してもらった一軒家で「こんなとこにも!?」って、毎日カビと格闘中です。

他の協力隊もかなりの確率で闘ってます、そいつと!憎い! が、カビに限らず、悩みを気軽に話せる人はいますか?

私の所属する企画調整室には、県外から移住してきた職員が結構多くて、何かと相談に乗ってもらえます。協力隊の卒業生や、高知ふるさと応援隊*の研修で知り合った他の自治体の協力隊員とつながりもできてきて、助かってますね。

*総務省の「地域おこし協力隊」・「集落支援員」を含め、地域活動の推進役となる人材を高知県では「高知ふるさと応援隊」と呼んでいます

やっぱり、地元の人にも日々お世話になるけど、移住者同士のコミュニティって心強いですよね。余暇も満喫できてますか?

道の駅めぐりが夫婦共通の趣味で、休日は一緒に出掛けて楽しんでいます。各地の特産品を見たり、スタンプラリーをやったり。家から近い、「なぶら土佐佐賀」が特にお気に入りです。

ご夫婦でまったりドライブ……なんともほのぼのした過ごし方、羨ましい。

美味しいものが多いのも嬉しいですね。カツオはもちろん、ご近所さんからのおすそ分けのビンヨコ(キハダマグロの子ども)は初めて食べたんですけど最高で! ……移住してから3キロは太りました。

それも高知の協力隊あるあるです(笑) では今後、挑戦したいことを教えてください。

広報に関わる活動としては、まちの「ヒト」にスポットを当てた新コーナーの企画を進めています。協力隊のコーナーも、リニューアルに向け準備中ですし、これからはもっとSNSなども活用して、若い人にも黒潮町の魅力を再発見してもらえるような仕掛けができたら良いですね。

おお、すっかり広報担当が板についてる。

プライベートでは、サーフィンやダイビングなどマリンスポーツに挑戦したいですね。小学校のサーフィンの授業を取材しに行ったんですけど、ひざまで海につかって撮影しているうちに自分もやりたくなっちゃって。

せっかく、念願の海の近くですもんね。“いられ”(高知県の方言で「せっかち」に意)でも、日焼け止めだけは忘れませんように!

<イチ押し!うちの地域自慢>

「入野の浜から眺める海」

山本さん:山の緑も美しいし、町内はどこも絶景ばかりなんですが、やっぱり海岸には見惚れちゃいますね。通勤のたびに、景色を眺めては感動しています。

立花:黒潮町のメイン道路って、海岸線沿いに伸びてますもんね。私もいつも通るたび、ほんと絵になる風景だなぁと思いつつ運転しています。